WordPress 2.5.1がリリースされた。多くのバグフィックス、パフォーマンス向上、セキュリティフィックスを含んでいるということで、すべてのユーザーにアップデートを呼び掛けている。セキュリティフィックスだけに注目するなら、wp-includes/pluggable.php, wp-admin/includes/media.php, and wp-admin/media.phpの三点を置き換えるといいらしい。
今回のリリースでは70以上の修正が含まれており、下記が主だったものである。
- ダッシュボード、投稿、コメント編集ページのパフォーマンス向上
- カテゴリーが多い場合のパフォーマンス向上
- メディアアップローダーの修正
- TinyMCE 3.0.7へのアップデート
- ウィジェット管理修正
- さまざまなユーザービリティ向上
- IEでのレイアウト修正
オフィシャルブログでは、WordPress 2.5からwp-config.phpにSECRET_KEYという定数が新しく加わっていることが書かれている。WordPressのクッキーで使用される暗号関連の関数を恒常的なランダム性を強めるものだという。ランダムな文字を含む、この定数を追加する1行を生成するページも紹介されている。
日本語バージョンはこの記事執筆時点では更新されていないがすぐにダウンロード可能となるだろう。WordPress 2.5をお使いの方はぜひアップデートしよう。
[追記] WordPress 2.5.1 日本語版もリリースされた。