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WordCamp Yokohama 2010 に行ってきた

WordCamp Yokohama 2010 に行ってきた

WordCamp Yokohama 2010の日(5月29日)から2週間以上経ってしまって、相当出遅れた感があるが、WordCamp Yokohama 2010に参加してきたので、その雑感などをまとめておこうと思う。

WordCamp はWordPressのお祭りイベントみたいなもので、日本ではこれまで東京、京都、福岡、横浜で開かれている。次回は秋ごろに名古屋で開かれる、という話だが、これまでどのWordCampにもきちんと参加したことがなかった。

唯一参加したのは、WordCamp Tokyo 2009の前日に大阪で行われた、WordCamp 関西懇親会だけだった。今回横浜のWordCampに初めて参加したわけだが、規模が相当大きくなってきていることに驚いた。会場は東京都市大学(武蔵工業大学)の環境情報学部がある横浜キャンパス。

WordCamp Yokohama 2010

参加者は定員の400人に達し(実際は来なかった人もいるようなのでそれよりは少ないか)、発表もメインとサブに分かれるほどだ。

WordCamp Yokohama 2010 受付

何より、WordCampを運営するスタッフに感嘆する。皆さんほとんどボランティアでやられているようで、普段の仕事とWordCampが全く関係ない人も多く、本当にWordCampというのはWordPressを愛する人たちの汗と涙の結晶なんだな、と。

さて、発表の内容についてだが、もういろいろなところでまとめが取り上げられているし、今回はUstreamでライブ放送され、あとからでも見れるようになっている。当日はメインホールにずっといたので、サブホールのセッションはあとでUstreamで見させていただいた。いい時代になったものだ。

その他、WordCamp Yokohama 2010関連の記事。

さて、発表の中で意外に印象に残ったのが、Michael Pick(マイケル・ピック)さんの「Assaults on Indifference: Storytelling, Design Thinking and WordPress」(無関心をぶっ飛ばせ!〜ストーリーテリング、デザインの発想と WordPress 〜)だ。Michael Pickさんのスライドはこちら

「開発者やデザイナーは自分がやったことを強調したがるが、ユーザーはそんなことは気にしていない。ユーザーにとっては、それがどういう意味があるのかが、重要」のようなことをおっしゃっていた。

つまり、どんなにいいものを作ったとしても、自己満足で終わってはだめだ、ということだ。自分が作ったものを如何にユーザーにプレゼンするか。非常に頭の痛い話だが、この視点は多くの場面で重要になってくると思う。

WordPressの誕生日

発表後の懇親会にも参加させていただいたが、WordPressの7周年を祝して恒例(?)のケーキも用意されていた。皆さん、本当にWordPressが好きなんだ、なと感じさせられたWordCampだった。

ぜひこれからも日本のWordPressに、WordCampに少しでも貢献していきたい。