WordPressの最新バージョンとなるWordPress 2.8のBetaバージョンがようやくリリースされた。管理メニューのツールのアップグレードからはインストールができないので、一度WordPressの公式サイト(一番下)からアーカイブをダウンロードして適用させるのがいいだろう。日本語版は現在作成中とのことだ。
さて、WordPress 2.8で追加・変更された点を見てみよう。テストサイトをアップグレードしてみたので、スクリーンショットもつけておく。WordPressの公式サイトにあるVersion 2.8 « WordPress Codexを見ると、WordPress 2.8での追加・変更点がまとまっている。気になるところは以下の感じ。
- テーマインストーラ
WordPress 2.8の一番の目玉ともいえるテーマインストーラ。プラグインのインストールと同じ感じ。色やコラム数、幅、特徴などでの絞り込みもできる。
- テーマ編集・プラグイン編集上でソースコードエディタのCodePressが使用可能
見やすくなった感じ。
- 関数のドキュメントをすぐに参照可能
- ダッシュボードが4コラムまで、投稿欄は2コラムまで自由に変更可能
表示オプションにScreen Layoutが追加され、コラム数を選べる。
- ウィジェットのユーザーインターフェイスの変更
新しくInactive Widgetsという項目が増え、設定を保持したままウィジェットを一時的に外しておくといったことができるようだ。
- プラグインのすべてのファイルを編集可能
- プラグインページの変更
- Ctrl+Sで自動保存できる
当初のリリース予定から大幅に遅れているWordPress 2.8だが、さらに便利になっているようで楽しみだ。とりあえずIE8で投稿時に投稿欄のスクロールがおかしくなるバグが修正されているようで何よりだ。正式リリースにはまだ時間がかかると思うが、気長に待ちたい。